リラックスと氣の流れ

まずはリラックスから

 

氣功やヨガ、各種の神秘行でも、リラックスを基礎とします。

 

気功では、導引やスワイショウなどで、リラックスを目指します。

 

伝統的なヨガでも、まずはアーサナなどで体の歪みをとったり、リラックスをします。

 

そして、その後に深い瞑想に入っていきます。

 

死体のポーズなどもあります。

 

他の神秘行でも、リラックスの行法が入っています。

 

リラックスと肉体のコントロール

 

では、リラックスとはどういうことでしょうか?

 

どの行法でもそうですが、目的などを明確にした方が効率よく進んでいけます

 

当会では、リラックスを、

 

・筋肉の緊張(筋収縮)を可能な限りなくすこと

・その姿勢、その動作における最低限の筋緊張(筋収縮)で行う

 

としています。

 

体には、およそ400個以上の筋肉があります

 

その筋肉を知覚して、自分の意志で、筋収縮させたり、弛緩させたりできることが大事です。

 

通常では、自分の体、筋肉の緊張などを殆どコントロール出来ません。

 

自分の無意識、無自覚の筋肉の緊張を知覚して、それをコントロール能力を高めていきます。

 

肉体のコントロール能力を高める必要があります。

 

リラックスと氣の流れ

 

リッラクスが深まるほど色々な効果が出てきます。

 

1つは氣の流れとの関係です。

 

氣の流れは、血の流れ、血流との関係します。

古代から

「氣は血の帥(すい)である。

血は氣の母である」

と言われています。

 

血と氣は相互の関係があります。

 

これは、氣を動かすことによって、血液の流れが変わります。

逆に、血液の流れで、氣が変化します。

 

※氣功をしていても、血液の流れが変わらないのは、まだ効果が少ないと言えます

人の氣を操作すると、血液が変わるのがしっかりと体験できます。

 

リラックスに話を戻します。

 

リラックス、つまり、余分な筋緊張・筋収縮が無いほど、血液の流れが上がります

 

言葉を変えると、リラックスが深くなるほど、血液の流れが上がり、氣の感覚が上がります。

 

なので、氣功などをする上でリラックスを深めていくことも大事になります。

 

その他に、脳波や知覚なども関係して、リラックスはとても重要です。