経絡について

経絡とは

 

気功や、東洋医学(鍼灸)などで使用される概念です。

ヨガでいうナディとほぼ同じものと当会では定義しています。

 

経絡の働き

 

①血は血管を巡るように、氣が巡るルート

氣の中の、営気と衛気が主に巡ります

 

②臓腑と繋がる

・経脈を通じて、その経絡が支配する部分に氣がいきます。

・経脈上の特定にポイント(経穴)に刺激を当て得ると、臓腑の働きを調整できる

→診断と治療に活用できます

 

※経穴とは

経穴を結んだものが経絡とも言えますし、経絡上の特定の重要な所、反応点が経穴とも言えます。

 

経絡の分類

 

十二正経・十二経脈

 

六陰経・・・臓に繋がる

手の太陰肺経・手の少陰心経・手の厥陰心包経

足の太陰脾経・足の少陰腎経・足の厥陰肝経

 

六陽経・・・腑に繋がる

手の陽明大腸経・手の太陽小腸経・手の少陽三焦経

足の陽明胃経・足の太陽膀胱経・足の少陽胆経

 

※陰陽の経脈は表裏の関係になる

 

奇経八脈

督脈・任脈・帯脈・衝脈・陽維脈・陰維脈・陽蹻脈・陰蹻脈

 

絡脈

体を縦に流れる経脈に対して、横に流れるものを絡脈と言う。

十二経脈に任脈、督脈を加えて十四経と呼ぶ。

十四経には、それぞれ絡脈が出ている。

ここに脾の大絡を加えて、十五絡と言います。

 

十二経別

十二経脈の別行するもの。

四肢より内蔵に入り、再び頭頂に出る。

経脈に比べて、深くて長いです。

 

経絡の研究