小周天

陽気の発生

 

呼吸法と意識の集中などで、陽気を発生させます。

 

初めは、温かい程度だった陽気がだんだんと熱が強くなってきます。

 

 

気を練っていくと、質が変化します。

曖昧だったものは、しっかりと、ネバネバとした感じ、振動する感じなどになります。

質感が変化してきて、これを「丹」と呼ぶこともあります。

 

強くなった陽気を督脈と任脈に巡らせるのが、小周天です。

小周天の色々

小周天と一口にいっても、内容は様々です。

巡らす深さや、巡らす方向、巡らす速さなども違います。

 

ここでは、一般的な初歩的な内容をご説明しています。

 

気をまわして温養する

 

丹田で発生した陽気を、会陰→長強→命門→霊台→大椎→玉沈→百会→印堂→天突→膻中→中脘→丹田という風に一周させます。

 

このときに、陽気が進まない箇所が出てきます。

暖かさが進まない、氣が感じられないという風に感じます。

 

これは、筋肉の緊張が強い場合などでが多いです。

 

また、陽気の強さが足りない場合です。

 

一周させることができると、特定のツボで温養をします。

 

温養とは、特定のツボで陽気を止めて、意識の集中をすることです。

このときの呼吸は軽めにします。

 

するとそのツボに応じた、変化が起きてきます。

 

温養するツボは、初歩のうちは

 

・命門

・百会

・印堂

・膻中

 

などがおすすめです。

 

これを繰り返して、氣の強さを高めて、氣をコントロールする能力を高めていきます。

 

すなわち、氣の強化とコントロールです。

 

小周天が進めば進むほど、健康の増進はもちろんのこと、感覚の変化や、潜在能力の開発などが進みます。

 

進陽火と退陰符・河車を回す

 

小周天という呼び方が一般的ではありますが、色々な呼び名があります。

 

進陽火と退陰符と呼ぶことや、河車を回すなどと呼ぶこともあります。

 

この進陽火と退陰符ですが、状態の象徴とも言えます。

 

通常丹田で陽気を発生して、督脈を上げていく場合(進陽火)は、熱感が分かりやすいです、つまり陽ですね。

 

それに比べて、任脈をおろして行くときは、熱感は少なくて、はじめは分かりにくいです、そこで陰になります。