陽気の発生

小周天は、督脈と任脈に氣をまわします

 

体内を流れる気を感じて、強めて、コントロールしていきます。

 

気が流れるルートを経絡と言います。

一般的な分類では、

 

正経十二経脈

・奇経八脈

 

などと分類されます。

 

この中で、背中側の督脈と、お腹側の任脈に氣を巡らすことを小周天と言います。

 

氣を巡らすわけですが、気の知覚がなければコントロールできません。

また、経絡を開く必要もあります。

 

そこで、熱感・陽気を発生させることから始めるのが一般的です。

 

陽気の発生について

 

特定の場所に意識の集中と呼吸・下腹部や肛門の運動を用いて、陽気を発生させていきます。

※上級になれば、意識のみで発生します。また、受動的に陽気が発生することもあります。

 

意識を集中させる場所について

 

下丹田(気海)

会陰

膻中

湧泉

百会

印堂

命門

 

などが一般的です。

 

意識の集中は、

・そこに気を集める。集まってくる。

・色や動きを使って集中する。

・温度が変わる感覚。

などがおすすめです。

 

 

仙道の呼吸法

 

一般的には、3種類の呼吸法が使われます。

 

呼吸法をする場合には、背筋をまっすぐとして、下を上顎につけます。

※上顎につけることによって、督脈と任脈を繋げます。また、下を付ける場所によって効果が変わります。

 

①武息

 

意識的に、呼・止・吸をします。そのときに、下腹部の運動と、肛門の締め上げを行います。

 

上半身に力が入っている場合が多いです。

 

②分息

 

意識を使わない、肛門の締め上げも行わない呼吸です。

 

③半分息、調息

 

ゆっくり息をしながら、下腹部を動かします。

武息より、軽く力をいれます。

 

陽気が発生しない場合

 

呼吸を始めても、陽気が発生しない場合があります。

 

練精化氣という言葉がありますが、精が氣に変わります。

精とは、精力、生命力、体力です。

 

現代人は、心身ともに疲れ果て、飲食の質も変わり、飲食からの氣の吸収も悪いです。

 

すると精が足りないです。

 

精を貯めることが大事です。

 

また、呼吸法や意識の使い方も悪く、陽気が発生しない場合もあります。

 

手の平で気を発生させて感覚を磨く方法

 

気の感覚化で説明した方法で、手の平で気を発生させる感覚を磨くのも有効です。

※手の平が一番敏感なので分かりやすいです。

 

・手の平に意識を集中させる。

・気が発生するイメージを持つ。

・手から気が出るイメージを持つ。

・手の血流を上げるイメージを持つ。

・手の平が暖かくなるイメージを持つ。

 

などが効果的です。