カバラの思想からみる氣の理論

基本はBOX呼吸 4-2-4-2

慣れてきたら、8-4-8-4-その次は16-8-16-8と増やしていく

 

呼吸は氣の吸収のために行う

 

BOXから楕円に変えていく、つまり呼気と吸気の間をなくしていく

エーテル体こそが実際の体であり、肉体はその中に一時的に組み込まれた素材でしかない

 

体内の隅々まで氣を行き渡せる必要があり、元気になってくる

氣は始めは認識ができないが、やがて色彩、形象、波動、力として明確に認識ができるようになってくる。

それを実態として探求する科学、それを自在に活用する技術が成り立つようになる。

 

氣を感じるだけではなく、みえるようになったら「アストラルライト」に近づいた。

気が見えるようになり、これは第三の眼、魂の眼。

 

アストラルライトは内的世界に写った世界である。

自然の中に存在する一種の大きな力がある。

あらゆる空間の中にくまなく行き渡り、万物の中に染み渡っている透明で微細な流動体であり、一切の事象の間に貫通し、それらを相互に結びつけている「力」であって、「魔法」とは一言で言えば、この「力」の管理技術に他なりません。

 

アストラルライトは一方では「精神」に、他方では「物質」に連続的につながるものです。

アストラルライトの変容の一極に「精神」が他極に「物体」が健在するのです。

「精神」も「物体」も同一の実態の異なった位相にすぎません。

 

高い意識状態、正覚(ブッディ)、霊智(グノーシス)、智慧(ソフィア)、イシス呼ぶ。

基本文法

 

1、天上、天下のあらゆる現象、事象は無限に多様に見えながら、実はいくつかの元型の組み合わせにすぎない。

1,2,3,4の数によって表象している。

1は点または円

2は直線または半円

3は正三角形または三円分

4は正方形、十字または四円分である。これが万物の原理であり、元型である。

 

2,万物は大きな全体つまり大宇宙の部分であり、かつその一つ一つ小さな部分が小さな全体、すなわち小宇宙をなしている。

カバラではこの照応関係を生命の樹として体得していく。

 

3、目に見える世界の背後には目に見えない、通常の理性では察知できない、隠れた秘密の法則がある。物質界には物質界の法則があり、人間の内的世界には物質世界の法則を超えた独自の法則がある。さらに人間界を超えた霊的存在も、魂の法則とは異なった特別の法則に支配されている。一なる神から流出する霊・魂・体の三層世界は厳密な神聖な位階秩序を保っており、決して混同することはない。

われわれの三分野は、この位階のそれそれを支配している法則を下から順次マスターしていく智慧を授けてくれる。

 

4、位階秩序があるにもかかわらず、上のものは下のものと呼応し、共鳴する。なぜなら上のものも下のものも同じ元型をもっているので、この元型を通して、下から上に、上から下に、ある力が伝搬する。

音階も同じこと

 

5、参入するには、知的能力ではなく、想像力、霊感力、直感力を駆使しなければならない。想像力とは内的知覚であり、あるものが存在しなくても存在しているがごとくありありと知覚体験できる能力である。霊感力とは外的知覚や理論的推論に頼らず行う内的思考である。直感力とは一切の言語や表現を介在させずに超越世界の真実を直接把握する能力である。「密議」とは純粋に内的世界である。

 

6、外的世界、内的宇宙の一切を支配している「一」なる「神」は万物を超越し、万物の総体よりなお偉大であるが、同時に、万物の一つ一つの中にその本性を内在させている。人間も草木もことごとく「神」の聖なる顕現である。

 

7、人間は元来「神」である。我々の1人1人は「人間」に達しうる可能性をもって生まれてくる。にもかかわらず、数々の脱皮を繰り返して変態する機会をつかむことができず大半の人々は「人間」として完成とすることがない。

 

元型・創造・形成・活動

通常活動世界のみ知覚できる

風 槍、杖、棒

火 剣

水 杯

地 ペンタクル(円盤にペンタクルを描いたもの)

または

 

風 香 香水、扇子、羽

火 ランプ、マッチ、万年筆 、鉛筆

水 コップ、ワイン

地 皿、パン、石、貝殻

 

シンボル、象徴

石を綺麗に洗い地の象徴として使っていくと、力が強くなっていく。ある程度充電されると今までのカバラ修行者の力も流れ込んでくる。

 

机の上に扇子、万年筆、コップ、皿を並べると4元素が並ぶ。

その力を使える。

 

修行の上達を妨げるヒュブリス(思い上がり)を打ち勝つには常に自分を超える存在と深く結びつき、その導きと戒めをこわなくてはならない。

信仰・献身・祈祷である。

 

訓練マルクト

くつろぎのレッスン

各部位に意識を移していく、内側から意識する、次に意識移す

意識をしたを内側からみて、そのうちにある熱を感じる。これにより内的視覚能力が育つ

 

イエソド 呼吸

 

4 呼気

2 止息

4 吸気

2 止息

 

エーテルを感じ、エーテル体に充満させる

 

ホドの訓練 意識化する

自分がいまおこなっていることを、すべて意識化する訓練である。

自分の意識的行動を信じていたものが、実はたんなる惰性の産物にすぎないことが感じられる。人間はさほど自由に意識的に生きていない。夢をみているに等しい、この夢から覚める必要がある。

この夢から覚醒するには、自分の行為を意識化する。

自分の行為をその場限りの偶然ではなく、その日1日、一ヶ月、一年、一生、全歴史のひとこまとして意味があるかどうかを問いつつ生きることが必要である。

 

ネツァック 神への献身

 

神との合一の最終目標である。

修行がすすむと、霊的存在が現れる、道標の一つとも言える。

始めは太陽や月を崇拝する。

 

太陽を朝昼夜と崇拝することや月の新月や満月のたびに崇拝して、月のリズムを感じる。

太陽に関しては、生命力に感謝する。

 

また四季の春分、夏至、秋分、冬至を特に大事にして、うけた啓示や霊感は大事にする。

宇宙の魂と個人の魂が一体化する。

 

神殿形成

1,物理神殿

2、アストラル神殿

3,人間の神殿化

アストラル神殿にこそ神は降臨して、天使は守護する

 

物理空間で神殿を作っていくことにより、アストラル神殿を作っていく

二次元の円(平面)→三次元の円(立体)四次元の円(アストラル界)の円陣

 

慣れてくれば心の中だけで作れる

ヴィジョンの窓

意識的に夢を見ることともいる、

 

元素の図形をみて残像のくれんから意識的にみることを訓練する

一つの図形をコントロールできるようになったら、等身大まで大きくして、そこに入っていく

 

中央の柱

宇宙的な力を発電し、蓄電し、それを体内にくまなく送電することができなければ、儀式の効果が無用の長物になる。

 

宇宙に瀰漫している、静謐なエネルギーを取り集め、凝集して、修行者と天地を結ぶ一本の生命の樹たらしめる。

頭上に白色の氣の玉を作る、そこから下に力がおりてきて、それぞれのチャクラで玉になり、膨らみ色が出てくる足のところにも白い玉を作る

 

内的視覚や内的聴覚を利用する、聴覚は、喉に関連する。

 

次にそれぞれの玉に思念を入れていく

 

ヴィジョンについて

ある色を見ている時に、補色をうちから外に出している

残像ができるとそれを拡大したり、縮小したりする

 

実在世界は、

元型界、神の世界

創造界、霊の世界

形成界、魂の世界

現象界、体の世界の

四重構造をしている

神は霊に、霊は魂に、魂は体にその形と力を供給する。形成し支配する力を持つ。アストラルライトは、全宇宙に浸透し、充満している魂的実体である。

普遍的触媒で、あらゆる運動、律動、形相を受け入れ、それを高位の「霊」、下位の「体」に伝搬する機能を持っている。

「魂」は両者の中間者、つまり手段なのである。

魂の中に、言い換えればアストラルライトの中に書き込まれた形相は「霊」の世界に感応し、同時に「体」の世界に実現する可能性を持っている。

この二方向の影響力を駆使し、「霊」「魂」「体」を統合して「神」との合一に至らんとすることが魔法である。