氣功教室

練精化氣の精を強化する方法

陽気の材料となる精

小周天の前段階として、陽気の発生を行います。

陽気は、「練精化氣」と言われるように、精を材料とします。

・精が少なければ、陽気の発生が少なく

・精が多ければ、陽気の発生が多いです

 

小周天の基本となる、陽気の発生がうまくいかない場合に、材料であるこの精が足りない場合があります。

静が足りないゆえに、陽気の発生の量が少ない、あるいはできないというケースです。

 

精は五臓では腎と関係が深く、腎に収められるものと考えます。

 

精とは何か?

では、精とは何でしょうか。

 

精は、精力や体力、生命力などをさします。

一般的に

「精力」・・・心身の元気、スタミナ、性的な能力

「元気」・・・活動のもとになる氣力。

「生命力」・・・生命を維持しようとする力。

と定義され、似たようなものになります。

 

この精が多い人ほど、より多くの陽気が発生しやすいです。

一般的にも

年齢を重ねた人よりも、若い時の方が、体温が高く、熱も発生しやすく、血流も良く、元気・精力が沢山あります

これが、精が多い状態になります。

現代人は精が足りない

現代のみに生きているとわかりにくいですが、現代人はこの精が足りないことが多いです。

 

直接的な精の量を比べるのは難しいですが、客観的に比べることは可能です。

平均体温は、50年前と比べると、0.7度ほど下がっているようです。

→熱を作る作用、基礎代謝の低下などが考えられます。

 

不妊治療を受ける人が増加傾向です。

→不妊の心配をする夫婦がおよそ3割、そして、6組に1組が不妊治療経験があります。

また正常な精子をもつ男性が34人に1人というデータもあります。(34人中33人は生殖能力が基準に満たない=精力が基準に満たないとも言えます)

 

他にメンタル面での不調でお悩みの方も、増えています。

 

これらのことから、現代人(現代日本人)の精はやはり低下傾向にあると推測が可能です。

 

精が足りていれば、体温が36,5分以上ある、心身ともに健康で過ごせている、起床時にスッキリと目覚められる、婚姻されていれば自然と妊娠できたなどが一つの基準になります。

 

精を増やすために

精を増やすためには2つの方向性があります。

 

①精の消耗を控える

精は、体力・精力で日常の生活で、この精を使用して活動していると考えます。

以下のことで特にこの精を消費しています。

 

・脳の使い過ぎ(脳もかなりのエネルギーを消費します)

・目の使い過ぎ(特にスマホなどは消費が激しいです、目を閉じて休ませます)

・話過ぎ(話すことも精を消耗します)

・過度な肉体への負荷(働きすぎ、運動のし過ぎです)

・夜更かし(夜に活動すると昼間よりも精を消費します)

・性交渉(かなり消費し腎に負担をかけます)

・過度の精神的な負担(一般的なストレスです)

・電磁波の影響(不自然な電磁波が体に負担をかけています)

・食べ過ぎ(食べることは消化機能に負担で、精製糖、添加物・農薬などはさらに負担です)

これらに気をつけることで精の消費を少なくすることが可能です。

 

②精を増やす

・氣功により気の吸収(異性、天地、物から吸収可能です、ただし気の操作能力が必要)

・目を休ませる(意識的に目を閉じて休ませます)

・しっかりとした睡眠(睡眠は氣・精の吸収作用があります)

・飲食物からの吸収

飲食について

飲食では、古代から精をつけると言われていた、ニンニク、ニラ、すっぽん、玉ねぎ、カキなどが効果的です。

漢方で言えば、精をつけるもの、精と関係の深い「補腎系」のものなどがおすすめです。

他に昔に比べて、野菜に含まれている栄養素が低くなっています(野菜の氣の低下)。

普段の食事で摂取する野菜なども、なるべくビタミンやミネラルが豊富な、無農薬、オーガニックのものを摂取がおすすめです。

 

①と②はそれぞれ違う方向性で、どちらも気をつけていただくことでより精が増えます。

これらを参考に、意識的に日常生活で精を増やしていただくことで、より多い陽気の発生につながれば幸いです。