温養と精宮・チャクラ

温養と精宮・チャクラについて

小周天では、氣を巡らす事とともに、特定の場所で温養をすることも重要です。

陽氣を発生して、氣を動かして、特定のところでとめます。

とめたところで、意識のかけ方を変化させたり、呼吸のリズムを変えます。

その箇所で氣を動かすことをやめるので、沐浴と呼ぶ場合もあります。

氣をさらに練り、より温かくなることで、陽火を養うという意味で、温養とも言います。

温養する場所は、大事なツボで精宮とも呼ばれます。

ヨガでいう、チャクラになります。

精宮・チャクラの働き

温養をするのに、精宮で行われます。

これには、意味や効能があります。

・氣を練りやすい

・氣が集まりやすい

・内的変化が起こる

これらの場所は内分泌と関係が深いです。

習熟すると内分泌のコントロールも可能になってきます。

コントロールができると、肉体面・精神面で自分で変化を起こせるということです。

各精宮・チャクラについて

各精宮(チャクラ)についての説明です

1・さい宮

ツボ(チャクラ名):会陰・陽関・ムーラダーラ

内分泌腺:性腺

色:赤

生命力の基礎にあたります

2・玄宮

ツボ(チャクラ名):氣海・丹田・スワディースターナ

内分泌腺:副腎

色:オレンジ

副腎からは、コルチゾールやアドレナリンが分泌され活動、勇気などに関係します。

3・丹宮

ツボ(チャクラ名):鳩尾・中脘・マニプラ

内分泌腺:膵臓

色:黄色

インスリンが分泌されます

4・心宮

ツボ(チャクラ名):膻中・アナハタ

内分泌腺:胸腺

色:緑

胸腺は免疫機能に関係します

中丹田になり、感情のエネルギーと対応します

5・いつ宮

ツボ(チャクラ名):廉泉・天突・ヴィシュッダ

内分泌腺:甲状腺・副甲状腺

色:青

動作や感覚が鋭敏になります。表現にも関係します。

6・命宮

ツボ(チャクラ名):印堂・アジナー

内分泌腺:松果体

色:紫

バイオリズムを司ります。直感、視覚能力にも関係します。

7・黄宮

ツボ(チャクラ名):百会・サハスララ

内分泌腺:脳下垂体

色:白

各内分泌腺に刺激を与えます。上と繋がるところです

※2と3番、6と7番が逆の説明もあります

それぞれチャクラは個人で開き方が違います。

同じ人でも、各チャクラで開き方が違います。

上の宮ほど、情報的、精神的、高次元に対応しています。

下の宮ほど、物理的、肉体的、低次元に対応しています。

より、氣の量が多く、深い場所になるほど変化も大きくなります。

これも曖昧な変化からだんだんとはっきりとした変化を感じられるようになります。

内分泌とは

人の心と体はホルモンによって変化します。

ホルモンは、血流により運ばれて、対象の器官を調整しています。

ホルモンは内分泌腺で作られて、そこから出されます。

氣功の上達により、精宮での内分泌の調整能力が上がると、心と体に変化を起こしやすくなると言えます。