陽氣が発生しないのは邪気が抜けていないから
陽気が発生しない場合は
伝統的な仙道の修行体系の初歩には、下丹田で陽気を発生させるという段階があります。
氣の密度が濃くなりますと、質的に転換します。
これを丹と呼びます。
丹を作る場所(田)で、丹田と呼びます。
通常は、呼吸と意識の集中および下腹部や肛門の動きを利用して、氣のめぐりを活性化させて、熱(陽気)を発生させ、それを練っていくのですが、なかなか熱が発生しない人がいます。
邪気は体を冷やす
氣は色々な種類に分けれますが、1つの分け方は
生氣と邪氣です
生氣に触れると、体の血流があがり、温かくなります。
邪氣に触れると、血流が下がり、冷えます。
日常では、氣の悪い場所に行くと、背中が冷える感じや、手が冷たくなるなどの反応が出るときがそうです。
気が良くない所は、暗い感じ、冷えた感じで、少し敏感な人であれば感じることができます。
たまには、ホラー系のテレビなども見ても、その波動により、冷える感じもでます。
この冷える反応はちょうど陽気の発生と逆の作用です。
つまり、邪気に触れることがあると陽気の発生は遠ざかります。
邪気は体にたまる
もう1つ大事なことがあります。
邪気は体にたまる場合があります。
日常的に、邪気に触れると体はたえず冷えています。
さらに、人によっては自分の邪気に気づかずに、それが理由で陽気の発生がなかなかできない場合があります。
人は自分の事は分かりにくいです。
邪気が入ってないつもりでも、邪気が多い場合があります。
その場合は、浄化をしっかりとしないと、行が進みません。
あなたの参考になればと思います。