氣功と自己啓発、引き寄せなどの関係

氣を体感してからの引き寄せについて

願望達成や引き寄せ、自己啓発などの本やセミナーがあります。

おおむね、根本の原理は大きな違いがなく、基本的なやり方はネット上でも沢山見かけられます。

気功の修練で、高まる能力の一つに引き寄せがあります。

これは、「自己啓発」や「引き寄せ」を行うときに、必要な能力が気功によって磨かれるからです。

※うまく行かない場合は、この必要な能力が低く、効果が少ないです。

 

以下感想をいただきました。

 

1、20代  男性
 

2、藤
 

3、「氣功と自己啓発、引き寄せなどの関係」

 
昔、『行列のできる法律相談所』という番組で島田紳助が「意識したら知識に変わんねん」と話していた。何かに意識を向けるとそれに関する情報が飛び込んでくる、それらは自分が意識をして得た情報だから身につく、だから意識をしなさいという内容であった。

 

これは氣功にも当てはまると思う。自己啓発本などでよく言われるのが「引き寄せの法則」というものである。これはいわゆる「類は友を呼ぶ」という慣用句と同じで、ニコニコした人のところには同じようにニコニコした人が来る、寂しそうな人のところには寂しそうな人が来る、オタクはオタクで集うなどもそうだろう。
また、氣を向ける方向も大事だろう。例えば何かに困っているときに「なぜ○○ができないのか?」と考えるとできない理由を探し始める。しかし、「どうすれば○○できるようになるだろう?」と考えるとできるようになる方法を探し始める。

 

そこで私は氣功を習いだしてから努めてよい言葉を言うようにした。また、自分の中での疑問の持ち方も変えた。また、色々な良いこともするようになった。その結果起きたことをいかに列挙したい。
そのころ座椅子が欲しかった私は何気なく祖母の家の掃除を手伝っていた。お金があまりなかったために出費をあまりせずに座椅子を購入できないかと考えていた時、祖母宅のもの置き場で使われていない座椅子を発見したのである。さらにお花が欲しいなと思った時にお花をいただいたり、祖母宅の座椅子とは異なる座椅子を求めていた時にホームセンターで安く望んでいたような座椅子が手に入ったりと多くの良いことが起こった。

氣には精(体力的な面)、氣(マインド、心など)、神(意識操作)の三つの要素があるが、体や心や意識に目を向けるということだ。引き寄せは自分の体、心、意識がそれを望むことにより実現しやすくなるというものであり、氣功で鍛えるものと合致する。氣功により引き寄せの法則がかないやすくなると私は実践していて感じる。
ただ、氣功で引き寄せをする際には何かと組み合わせた方がよいと思う。思っているのと言葉に書いたり口に出したりするのでは後者の方が効果が高いのがわかっていただけると思う。もちろん、氣功で鍛えたことによる引き寄せでいくつかの良い経験はしているが、望みをかなえようとした時には実際の行動を伴った方がよいだろう。氣功は個人的に能力や行動の増幅器だと考えている。氣功で得た感覚、知識を使い、自己啓発本にあることを実践してみると腑に落ちることが多い。

今まで人生の苦境に立った時にいくつかの自己啓発本を読んできたが、いまいち続かなかったのは効果が実感できなかったこともある。自己啓発本は決して間違っているのではない。その効果が表れるのに時間が必要な上に、効果自体も最初はわずかなものだからだ。
幸い、明氣功会の大輔先生はその意味と目的をしっかり説明してくださるだけでなく、その時その時の体調、メンタルの具合、思考によって指導を変えてくださる。そして心理学やメンタルトレーニング、自己啓発、開運法などとの併用を否定されない。氣功を習いだしてから開運法にある募金、断捨離、心理学やメンタルトレーニングの方法、催眠術などの技法のメカニズムがよくわかるようになり、より実践しやすくなった。
高校球児が「何も考えずにバットを振る」、「ボールの軌道をイメージしてバットを振る」、「球場や審判、観客などもイメージしたうえでバットを振る」の三者なら絶対に三番目のやり方の方が効果が出やすいのと同じように、開運や自己啓発も「全く考えず実践」、「背景を少しわかったうえでの実践」、「背景をしっかり理解したうえでの実践」であれば確実に最後の実践の方が効果が高い。氣功は実践するときの効果を高めてくれる。

 氣功の実践中に明氣功会の大輔先生は「トランス状態」ということを何度も話される。これは脳波が落ちた状態であり、脳波が落ちた状態は自己暗示をかけやすく、よい思い付きが頭にわいたり、自分を癒しやすくなったりする。これは普通の人間でも「起床直後」、「就寝直前」のように一日のうちに最低二度はなる状態である。古来、中国ではよい思い付きがでるタイミングを「馬上」(移動中)、「枕上」(就寝直前、起床直後)、厠上(排便中)と言ってきた。これらは脱力状態であり、人間がもっている力や能力を発揮しやすくなる状態である。
この状態をうまい人は上手に使っている。私はある絵本作家の講演を聞いたことがあるが、絵本の構想を思いつくためにその方は20~30分かけてゆっくりと家から職場のアパートの部屋まで歩いていくのだそうだ。そこから仕事場で「ぼ~っと」するのだそうである。その絵本作家の友人が実践してみたところ、すぐ寝てしまったそうだ。

 

 この「ぼ~っと」した後の状態を作り出すのが氣功の力である。実際にやってみるととても気持ちが良い。現代人はテレビ、スマホをついつい見てしまうため、そういった状況を作り出すのが意外に難しい。ただ、コツややり方などを懇切丁寧に大輔先生が教えてくださるので運転中(現在の馬上だろう)などの日常生活で実践しやすい。

 

 最後に述べておきたいのは氣功とは日常生活の延長であるということ。だからこそ、氣功を通じて私は以前よりも良いものが引き寄せやすくなったように思う。ただ、日常生活の延長であるからこそ、氣功と「引き寄せ」や「自己啓発」との関係が説明しにくいのだ。読んでくださっている皆さんはぜひ自分が自転車の乗り方を教えている時を思い浮かべてほしい。自分にとって当たり前になると(もちろん私もまだまだなのだが)、どう説明するとわかっていただかるのかわからない。ただ、大輔先生は解説や体感を駆使して受講者にわかるようにやってくださるので心配はいらないと思う。「自分の人生をこうしたい」とか「仕事でこうなりたい」などと思っている人であればやって損はないと思う。