ヒーリング

ヒーリング入門編

古代から手の平を使った療法(外氣治療、気功療法、ヒーリング)が行われてきました。

体がどこか痛い時に、手の平でさすったり、手をかざしたりするのは、本能的に行っています。

手の平からは、遠赤外線も出ており、かざした部位の血流を上げます

また、手の平で触れたり、さすったりすることによって、神経やホルモンの働きに作用することも、科学的に証明されています。

この働きは、人が本来持っているものです。

特別な伝授などを受けなくても、本能でするように、誰でもできるものです。

※伝授や氣の修行により、より効果が高まることが可能になります。

ヒーリング・氣功治療の距離について

色々なヒーリングの分類があります。

当会では、距離に応じての分類もしております。

・手の平を触れる、かざす距離を「近距離」

・およそ1~3メートル以内の距離を「中距離」

・3メートル以上を「遠距離」

としています。

それぞれで、作用する原理、働きが違い、重なって効果がある場合もあります。

その中でも、近距離で行うものから始めると理解しやすいです。

また近距離でも、

手の平を当てるものを「手当療法」

手の平をかざすものを「手かざし療法」

としています。

手当て療法と手かざし療法は、場所や症状などに応じて、使い分けるのが効果的です。

補法(ほほう)と瀉法(しゃほう)

鍼灸でも使う理論ですが、治療に使う場合の一つの理論で

・補法という、足りない生気を補う

・瀉法という、邪気を出す、不要な氣を出す

があり、これも考えながら行うと効果的です。

一般の鍼灸の書には、安全性のために補法を中心として、組み立てられることが多いです。

補法の基本的なあげておきます。

対象の部位について

それぞれの部位に分けて氣を送ったり、整えていきます。

・前頭部

・側頭部

・後頭部

・頭頂部

・首の前後面

・両側面

・肩

・腕

・手

・胸

・お腹

・背中

・腰

・太もも

・足

痛みや重さを感じる部位を重点的にします。

内蔵も同じようにしていきます。

この時に、内蔵のイメージがあるとやりやすいです

画像などを使って、よりはっきりとしたイメージが出るように練習してください。

イメージがうまくできれば、さらに、内蔵が修復されていきイメージや元気になるイメージ。

綺麗になるイメージなどをもつと良いです。

・脳

・目

・肺

・心臓

・胃

・肝臓

・腸

・腎臓

などという風に分けて行ってください。

この時の手は、それぞれの部位に近い場所で、エネルギーを送りやすい位置や角度で行ってください。

経絡やツボを使ったヒーリング

経絡やツボを使っても効果的です。

・直接的に、氣になる部位にあるツボを使う方法

・遠隔的に、氣になる部位の関連する経絡を使う方法

があります。

これもうまく使い分けますと効果的です。

遠隔の場合は、特に重要なツボとされる、原穴兪穴などが使いやすいです。

この使い方は、鍼灸治療のベースとなっています。

先程の技法では、手の平全体を使うやり方です。

経絡や経穴を使い場合には、手の平の方法と、指を使う方法があります。

指を使う方法について

人差し指がやりやすいです。

人差し指の先から、氣を出します。

指先を対象となるツボに当てて、刺激や氣を送ります。

この時に、当てる場所や当てる角度によって反応が変わります。

反応を感じながら行ってみてください。

よくある反応

ヒーリングなどを行っていると色々な反応がでてきます。

以下のようなものが出てくることがあります。

眠くなる、ゲップやあくび、尿意、温かくなる、じんじんする、びりびりする、圧力感、涼しくなるなど