全身周天
小周天の次は全身周天
小周天がある程度完成すると、次は、全身で氣をまわします。
体の中には、氣が流れるルート、経絡があります。
経絡には、
正経と奇経があります。
奇経は八つの流れがあり、奇経八脈とも言われています。
・小周天で使う、督脈と任脈
・臍の高さで体を回る、帯脈
・体の真ん中を通る、中脈・衝脈
・腕の内側と外側を通る、陽維脈と陰維脈
・足の内側と外側を通る、陽蹻脈と陰蹻脈
です。
それぞれに、小周天のように、順番に氣を流して、経絡を開いていきます。
おすすめのポイント
帯脈の場合・・・命門もしくは、臍から氣を流していきます。
基本的には、右に回していきます。
命門→左腰→神闕→右腰→命門といった順番です。
中脈・衝脈の場合・・・会陰もしくは、百会から氣を流していきます。
陽維脈・陰維脈の場合・・・霊台、大椎から、陽維脈を流します。労宮から膻中に向かって陰維脈に氣を流していきます。
陽蹻脈・陰蹻脈の場合・・・会陰から陰蹻脈を湧泉まで流します。足の陽蹻脈を命門まで流していきます。
手足も重要なポイント
ヨガなどでは、体の中の主要なツボが重要視されています。
小周天で使用するツボも同じ場所です。
さらに、手足のツボも重要と考えます。
特に手の労宮と足の湧泉は大事なツボになります。
労宮は、手から出る氣の量に関係します。
ここが開くほど、手から出る気が増えます。
すると、ヒーリングなどの効果が上がります。
足裏の湧泉は、地球の氣を吸収する働きや、邪気を排出する働きがあります。
足裏で呼吸をするという気功法も、ここの働きを高めます。