気功を人間関係、恋愛に使う技術と効果

氣の影響で人の感情は変化する

人の悩みはおおよそ3つに分けれらると言います。

①経済的

②健康

③人間関係

になります。

 

氣功の能力が高くなることで、色々な感覚や変化を起こせるようになり、人間関係にも活用ができるようになります。

 

この氣功の人間関係に応用ですが、実は特別なことではなく、日常生活で少し感覚が鋭い人は経験することです。

例えば、

・イライラしている人といるとイライラしてくる。

・楽しい人といると自分の気分も楽しくなってくる。

・赤ちゃん(無邪気)を見たり、抱っこすると幸せな気分になる。

などです。

また、いる場所によって感情が変わるなども経験しますし、優れた演技を見ることによって、悲しくなる、ドキドキする、楽しくなってくるなどの変化も起こります

 

これらは人が本来持っている能力の一つで、氣の三宝の中の氣(感情のエネルギー)を、お互いに感じたり、影響を及ぼしているからです。

ですので、氣の影響で感情が変化するのは当然のことと言えます。

 

氣功の修練で高める

日常生活で、氣によって感情が変化する(感情だけではなく、体調なども)のはよくある現象です。

これをより意図的に行ったり、より効果を高めるには、気功の修練などが有効です。

しっかりとした修練を積み重ねると、自然とこういった能力も上がります。

※氣功は特殊なことと思われがちですが、人が本来乗っている能力、原始感覚などを鍛えて高めるという側面もあります。味覚や音感などは誰でも持っていますが、鍛えることで高めることができることと同じです。

 

当会では、氣功の修練の目的を、周天法などで高める本質力と、気を使った技術とに分けています。

そのどちらも必要となってきます。

それぞれ、分類すると

・感情などの氣を感じる能力

・自分の感情を変化させる能力

・より相手への影響を高める能力

に分けることができます。

 

この3つはバラバラの能力で、この3つの能力の総和が、相手への感情への作用の効果になります。

これとは別に、相手が氣でどれくらい影響を受けるかもあります。

参考→(氣を使った技術概論

 

相手の条件を加えると、3つの能力の総和と、相手の条件で効果が変わると言えます。

 

感情などの氣を感じる能力

氣は三宝(精・氣・神)に分類されます。

その中で、感情のエネルギーがあります。

感情のエネルギーは、 膻中(だんちゅう)と関係があり、ヨガではハートチャクラになります。

自他ともに感情の変化は、この壇中で感じます。

日本語にもあるように

・胸が苦しい

・胸が詰まる

・胸が温かい

・胸がドキドキする

など、胸の氣や状態の変化として感じるようになってきます。

これは、壇中に氣を集中して、ツボを開くこと、日常で自分の感情を感じる練習をすることによって、この感覚が上がってきます。

 

特に、現代人、大人になるほど自分の感情を押し殺す、感じないようするといったことが多いです。

自分と向き合い、自己を知るためにもおすすめです

また、自分の感情が分かるほど、人の感情も分かるようになってきます。

 

自分の感情を変化させる

次に自分の感情を変化させる練習を行います。

自分がどんな感情かわかっていないと、変化したことも感じられないので、自分の感情を感じるレッスンをしっかりと行ってください。

 

感情を変化させる感覚ですが、演劇の練習でも使われる方法でもある、過去を思い出すことが自分の体験ですので行いやすいです。

・嬉しい感情ですと、過去の嬉しい場面を思い出す。

・恋愛感情ですと、過去に人を好きだった時を思い出す。

・楽しい感情ですと、過去に楽しかったことを思い出す。

などです。

この時に、その思い出したときの感情と同じくらい感情が変化するように行うのがコツです。

どれくらい今の自分の感情を変化させられるかです。

 

テレビや動画などで、大根役者や本人そのままと言われるときは、役者さんの感情の変化があまりありません。

すると、それを見ている人の感情もあまり変化しません。

 

逆に素晴らしい演技をされる役者さんは、感情の変化の振れ幅も大きいです。

するとそれを見ている人の感情も大きく動きます。

 

ですので、自分の感情をどれくらい変化させられるかを基準に練習をします。

 

相手への影響を強める

日常でもお互いの感情の影響があるように、何もしなくても感情の影響はあります。

それをさらに高めることが練習になります。

 

これには、周天法などで自分の扱える、持っている氣の量を増やすこと

そして、対人周天などで相手との繋がりを強くすることです。

 

対人周天とは、周天法の一つで、通常自分の督脈、任脈での小周天、全身で行う全身周天とは違い、相手の自分との間で行う周天法です。

 

これもやはり基礎となる周天法を習熟する必要がありますが、基本的なやり方としては、氣の球を作り、相手と自分の間で回す方法が行いやすいです。

この時に、

相手の頭→自分の頭から入る→自分の体を下降する→足を抜ける→相手の足から入って上昇する→相手の頭を抜ける

流れでもいいですし

相手の体の側面を抜ける→自分の体の側面から入ってくる→自分の体を抜ける→入ってきた側面と反対側から抜ける→相手の体に入る

の横の流れでもいいです。

 

または、肉体的な接触を利用しても行いやすいです。

簡単な方法では、手を繋ぐなどです

これにより、氣の影響力が高まります。

 

物理的な方法も必要

当然ですが、先ほどあげた手を繋ぐなどは、手を繋ぐまでの手順が必要です。

また、氣を使っても具体的なアクションを起こさないと、結果には繋がりにくいです。

 

そのためには、髪型や服装などの見た目、話し方、話題、コミュニケーションスキル、潜在意識についての理解なども必要になってきます。

 

逆に言うと、物理的な方法と、非物理的な方法(氣の影響)を組み合わせることで、より効果が高まります。

ですので、両方を組み合わせて、うまく自己の感情や人との関係に活用して、より良い人生を創造してくださいませ。